派遣で働くことの善し悪し
私はかつて大手企業の正社員として働いていました。しかしその後、自分の感性を活かした仕事がしたくて退職し、しばらく派遣で働いていました。今は自営業で働いています。派遣で働くことの善し悪しについて、自分の経験から書こうと思います。まず、派遣で働くことの良さは自由度があることです。教育や研修などの人材育成はせずに使えるところだけ使おうというのが企業側のスタンスでした。私としては、日中は生活費のための割り切った仕事をして、その他のプライベートタイムでやりたいことをするという形で働きたかったので、お互いに利害は一致していたと思います。
全ての派遣がそうではないようですが、私が働いていたところは17時まではみんなで働き、それ以降は幹部社員が派遣社員の仕事を引き受けることになっていました。人件費を削減するために、残業は管理職の仕事だったのです。もちろん、管理職の人たちに迷惑をかけないよう、17時までの仕事は頑張って、なるべくバトンタッチしないように努めました。正社員時代は残業が大変で身も心も疲れていたので、しっかり休めて最低限の生活費を稼げることがうれしかったです。今は本当にやりたかった仕事に100%シフトしているので、幸せです。
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